ネスノマエストロ
 


 


 


#00 「スペランカーを作った男」






我々に代わりヒーローが活躍するアクションゲームであるが、一度やるともうたくさん、そんなは経験を持つ人も少なくない。
しかしここに、この常識を打ち破り、新たな可能性を見出した男がいる。

 
ネスノ・マエストロ 「Tim Martin」
(Micro Graphicimage(当時):19??〜)
彼は人生の厳しさを伝えるゲームを創った。

「極悪なげーむをつくればいいのさ」
と彼はあっさり言ってのけた(かどうかはしらないが) そしてそれを着実に実行した。

 
ひざぐらいの高さから落ちて死ぬ主人公、マシンガンで死ぬお化け、、ロープからロープに飛び移れず死ぬ主人公、、爆弾で死ぬ主人公、、こうもりのフンで死ぬ、、、(以下省略) あまりの、主人公の弱さに人々は衝撃をうけた。
そしてその考えの正しさを裏付けるように彼の生み出したゲームスペランカーは日本では爆発的なヒットを記録した。
しかし、アメリカでは同様にはいかなかった。
80年代半ばのコンピュータゲーム不況のあおりをうけてそれほど売れなかった。NESバージョンのリリースの時もニンテンドーは小さいメモリーのゲームカセットの生産に消極的であったし、BroderbundがNESのゲームマーケットに対し大きな宣伝力やマーケティングを持っていなかったのも災いした。

 
しかし、幸運にも彼のゲームを手にした人々はその型破りなゲーム性の虜になっていった。いまでも、My favorite game "SPELUNKER" ... という書き出しのホームページを見かけることも少なくない。
彼はゲーム業界から手をひいた。
その後彼はAmiga向けソフトウェアを開発するInovatronicsという会社を持ち、そして現在(取材時1997年)はインターネットプロバイダーのベンチャー企業をテキサス州ダラスで経営している。

彼は最近ご子息にN64を買った。
「スペランカーこそN64に適したゲームだと思わないかい?」
そう言って彼は笑った。

 
 
ネスノ・マエストロ「Tim Martin」

挫折のない人生ほど退屈なものはない。
彼の残したゲーム、「スペランカー」が次世代機にめぐり合うとき、
ポケモン世代に新たな試練の扉が立ちはだかる。



 

※ご注意
この文章はクソゲー処理概論が独自に調査したもの、Tim Martin氏とのE-mailによるやりとりなどを元にしています。アメリカでの状況など、ウラはとってないものが多いです。 詳しい人メール待ってます。

また、このページは日立提供の深夜番組「テクノ・マエストロ」のパロデイーっていうかパクリになっております。書きかたがエラそうなのもその影響です。ご了承ください。っていっても、もぅこの番組知ってる人も少ないだろうなぁ、、、今で言えばプロジェクトXかな(^^;


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